原稿は紹介するSF作品のちょうど半分を過ぎたところまで進みました。
細部の確認をするつもりで原著にあたって、読み始めたら面白く気がつくと時間が過ぎていきます。
今日原稿を整理していた作品の連載当時に掲載した画像を以下に、
これはカイアシ類という動物プランクトンの仲間です。陸水や地下水にもいますが、
海洋で採集されるプランクトンで数・量ともに一番のものです。
本当はとっても小さいのですが、こうして大きくしてみるとちょっとエイリアンみたいですよね。
連載当時、この画像を乗せた理由はまさに別の星のプランクトンが出てくるお話しだったためです。
最近の研究で、動物プランクトンは植物プランクトンをエサにするのですが、食べられる際に植物プランクトンが出す化学物質があってそれが雲を作ったり、動物プランクトンをエサにするクジラを呼び寄せたりするらしいことがわかってきています。
紹介するSF作品と負けず劣らず現実世界も驚きに満ちていますね。
それではまた★