皆さま
こんにちは!
明日7月23日火曜日は小学生のSDGs発表会です✨
本プロジェクトのモデルになった世田谷のキティインターナショナルスクールさんで開催します。
会場には特別ゲストをお招きしています!
子供達の英語プレゼンが楽しみです⭐️
宮崎貴博
皆さま
こんにちは!
明日7月23日火曜日は小学生のSDGs発表会です✨
本プロジェクトのモデルになった世田谷のキティインターナショナルスクールさんで開催します。
会場には特別ゲストをお招きしています!
子供達の英語プレゼンが楽しみです⭐️
宮崎貴博
いじめによって、子どもが自殺(未遂含む)してしまった、心身や財産へ重大な被害にあった、など「重大事態」として行政機関等に報告された件数です。
この数字は相当大きな数字ですが、先生たち、学校側がいじめと認知していないものも含めたら、この文部科学省の調査結果は氷山の一角かもしれません。
過去最高件数を記録しているいじめを減らすためには、これまでの対策だけでは不十分です。
いじめられている子を救う本を執筆したいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
いじめられている子、いじめに加担してしまっている子、見て見ぬふりをしている子、みんなに法律を知ってもらい、いじめが犯罪であることを分かってもらう本です。
◆ 高校1年生12名の有志チームと共に、弁護士、医師、文科省官僚などの専門家によるサポートのもと、「子どもたちはどのように助けを求めれば良いのか、自分の身を守れば良いのか」をまとめた子ども目線での六法を作成しました。
慶應義塾大学三田キャンパスでの「HERO六法」制作発表会
◆ 港区長・教育長、川口市長等を訪問し、高校生と作った六法を贈呈しました。
港区教育長へ六法贈呈(港区委員会メンバーと)
◆ 私は小学生から柔道をしており、現在、東京都北区柔道会の筆頭監事という立場で小学生、中学生たちに柔道を教えていますが、柔道の指導後は「法教育や論語」を教えています。
柔道稽古後に「いじめと刑法」の授業(松伏道場さんにて)
テッペンジムさんのキックボクシング後に「子ども法律授業」(岡田幸喜先生ご紹介)
◆ 世田谷のキティインターナショナルスクールさんの小学生たちに「司法試験を活用した次世代の法教育」を行っています。
キティインターナショナルスクールさんでの法教育
学びの発表の場として、小学生が「裁判官、検察官、弁護人、被告人」に分かれて模擬裁判を行います。司法試験「刑法、刑事訴訟法」を活用し、保護者様の前で堂々と「起訴状の朗読、判決の言い渡し」をする姿は頼もしいです。
キティインターナショナルスクールさんでの模擬裁判の練習風景
上記のような活動を通して、子どもたちに法律を教えていて思うのは、子どもたちは法律について何も知らないということです。
いじめが犯罪になり得ることを伝えると、それは学校でいつか習いますか?と聞いてきた子がいました。
確かに学校の教科書には、こういういじめ行為にはこの犯罪が成立する等の記載はありません。だからこそ、誰かが教える必要があるのです。
刑法38条3項には、
とあります。
法律を知らなかったから許してくださいは通用しない、知らなかったでは済まされないということです。ならば、子どもの頃から法律を学ぶべきではないでしょうか?
法教育を実践していくうちに、もっと多くの子どもたちに、いじめが犯罪であることを伝えられないか、法律で身を守る術を多くの子どもたちに身につけてほしいという想いが次第に強くなっていきました。
私は、学校で起こりそうな身近な具体的な事例をもとに、それぞれの行為に対して何罪が成立するのか、刑法を使って論理的に解説する授業を普段から子どもたちにしています。
子どもたちからは、
などのコメントをもらっています。
このように思ってくれる子どもたちを1人でも増やしたいと思っています。
私が指導している子どもたち、現場の先生、そして保護者様の意見を参考に、上記の様々な活動の集大成として、いじめが犯罪であることを伝える本を子どもたちに届けたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。
対象読者:小学校高学年以降の子どもたち
ページ上部の目次案もあわせてご覧下さい。
単にノート隠しくらいのつもりでいたと思います。翌日返そうと思って持ち出しただけで、ノートは返すようにBに頼んで、問題集にしてもまだ売ってはいません。(上記事例の赤文字部分)
Aに問題集は返さずに売ったら?と言っただけ、そして結局1万円をXから手に入れてもいません。(上記事例の青文字部分)
しかし、AとBには立派な犯罪が成立しています。(詳しく本の中で解説)
2人としては単なる嫌がらせ、いじめのつもりかもしれませんが、そんな言い訳は通用しません。殴る蹴るの暴行はもちろん犯罪ですが、犯罪はそれだけではありません。他にも刑法にはたくさんの規定があります。
おそらく学校では、2人は職員室に呼ばれたあと、怒られることはあっても「きちんと返しなさい」で終わるはずです。しかし、これが犯罪であるとしっかり認識させないと、これからさらにいじめがエスカレートする可能性が大いにあります。
そのことはデータも示しています。後述しますが、令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果によると、いじめ重大事態923件のうち、約4割は重大事態になるまで認知されていなかったようです。
つまり、いじめの重大事態という深刻な被害を把握するまで、学校側がいじめとして捉えていなかったことになります。
文部科学省が「いまだ学校としていじめの認知に課題がある」と指摘している通り、小さな芽を積んでおかないとエスカレートする危険があるのです。
子どもたちが何気なくやっている行為、「いじめ」という言葉でくくられてしまう行為が、犯罪になり得ることを、子どもたちに身近な具体的な事例を通して理解させます。
子どもたちが、いじめ事例をイメージしやすいように、各章のいじめ事例(8章まで制作予定)を4コマ漫画にします。担当していただくのは漫画家の江崎びす子先生です。
SNSでは総計30万人のフォロワーを持ち、TVにも出演する中高生や若者に人気のあるインフルエンサーです。
江崎びす子先生と
詳細が決まりましたら活動報告で報告していきます。是非、活動報告もご覧ください。
上記のノート隠しのいじめ事例ですが、私が全くのゼロから考えた事例ではありません。
実は、司法試験の問題を題材にしています。
具体的には、2007年度旧司法試験刑法第2問を参考にしています。
子どもたちに身近な話にするために、登場人物やストーリーを変えていますが、成立する犯罪はほぼ同じです。(草案の元になった問題文を見てみたい方は法務省のホームページに掲載されていますのでご覧ください)
司法試験の問題を題材に、それを子どもたちにとって身近な学校での出来事(学校でよくありそうないじめのケース)に置き換えて、草案のような事例を作成しています。
本書ではこのような司法試験を題材にしたいじめの事例を複数用意して、いじめ行為が犯罪にあたる例をできる限り多く伝えたいと思っています。
なぜ司法試験の問題を題材にするか、それは司法試験の問題は練りに練られた良問ばかりだからです。
司法試験の問題は、司法研修所教官、検事、判事、弁護士、大学教授、大学院教授ら(参考:令和6年度司法試験考査委員名簿)によって作られ、問題文の中には法的な論点が張り巡らされており、解答するには、相当な法的思考力、論理的思考力を要します。
◆私は上智大学法科大学院での講義をはじめ、長年、司法試験指導に携わり、司法試験、予備試験合格者を輩出しており、司法試験の問題を熟知しています。題材としたい司法試験の問題も既に複数ピックアップしております。
上智大学にて
本書を読めば、いじめが犯罪であることを学ぶと同時に、犯罪の成立条件や、法的な論点、刑法そのものに対する理解も深めることができます。子どもたちに、そのような論理的思考力も身につけてほしいという目的もあって司法試験を題材とすることにしました。(上記草案のように、子どもたちに身近なわかりやすい事例に作り替えているのでご安心ください)
刑法は日常生活とも切り離せない法律です。本書で学ぶ内容は、大人になっても役に立つ知識ばかりです。
2023年2月7日、文部科学省は全国の教育委員会や自治体に対し、犯罪に該当するようないじめ行為に対しては速やかに警察に相談、通報し、連携するよう通知を出しました。
また、具体的に事例を挙げ、その事例がどの罪名に該当する可能性があるかも明示しました。(本書では、文部科学省からの通知で挙げられた犯罪も扱います)
小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数が681,948件、昨年度に比べて10%以上増加しています。過去最高件数です。
自殺(未遂含む)・心身や財産への重大な被害・不登校などの「重大事態」発生件数は、923件です。こちらも過去最高件数です。
いじめが減らないのは、子どもたちへの法教育がなされていないことも原因の一つであると思います。私は前述したように、子どもたちへの法教育を実践してきましたが、まだまだ足りません。
全支援者に、完成した章から随時PDFを公開、完成後は書籍PDFを贈呈いたします。
先生や保護者様も「法」について学び、いじめについて子供と議論する良いきっかけになればと思っています。
授業や、ご家庭でも使えるように、ゴールド支援者、プラチナ支援者には、本書のワークシートPDFもお付けいたします。
ワークシートがあればご自宅でお子様と書き込みながら、或いは学校で先生が生徒に書き込ませながら授業することも可能です。
また、プラチナ支援者は、希望者には紙の本も贈呈します。
リターンの提供は、プロジェクト成立してから、半年後を予定しています。
いじめというセンシティブなトピックで、なかなか普通の出版社は扱いにくいこともあり、まずはPublishでのプロジェクト立ち上げを選びました。
普通なら世に出なかった書籍をどんどん生み出したいというPublishの理念にも強く共感しています。
ご支援、よろしくお願いいたします。