皆様のご協力、まことにありがとうございます。
8月7日に本件の成立が確定しました。
出版に向けて、鋭意執筆を行っております。
既に、一度完成した原稿に加筆修正を施していますので、予定通り9月中には、電子ファイル版をご送付できる見通しです。
ペーパバック版もほぼ同時に完成できるものと見込んでいます。
引き続き、よろしくお願い致します。
坪井信行
皆様のご協力、まことにありがとうございます。
8月7日に本件の成立が確定しました。
出版に向けて、鋭意執筆を行っております。
既に、一度完成した原稿に加筆修正を施していますので、予定通り9月中には、電子ファイル版をご送付できる見通しです。
ペーパバック版もほぼ同時に完成できるものと見込んでいます。
引き続き、よろしくお願い致します。
坪井信行
初めまして。坪井信行と申します。
ソロモン・ブラザーズ、メリルリンチなど外資系金融機関6社を経て独立し、現在は経営コンサルタントとして活動しています。
日本人の「金融リテラシー」を高めるために役立つ本 を執筆・出版するために、このプロジェクトを立ち上げました。
金融商品とは、金融機関が提供する、預貯金、株式、債券、保険、投資信託等のことです。
預貯金を持ったことがない人は稀ですので、ほとんどの人にとって金融商品は身近な存在です。
しかしながら、これらの金融商品と、どう付き合っていくべきなのかを学ぶ機会は多くないのも現状でしょう。
金融庁が18~79歳までの個人30,000人を対象に実施した「金融リテラシー調査(2022年)」では、金融教育を受けたことがあるかという質問に対して、受けたと回答した人の割合はわずか7.1%でした。
日本人にとって、お金に関する話をするのは 「はしたない」 とか 「品格に欠ける」 というネガティブなイメージが強い印象があります。そんな風潮がいまだに影響しているのかもしれません。
学習指導要領が改定されて、金融教育が公教育においても、より広く取り上げられるようになりました。しかしながら、まだ十分な水準に達しているとは言えない状況です。
高校での金融教育についても、決して充実しているとは言えません。問題意識を持った一部の教員や学校が積極的に取り組んでいる事例はありますが、大きな潮流とはいえません。例えば、新聞社が主催する投資シミュレーションコンテストに参加する学校は、限られた存在でしょう。
さらに大学教育においても、社会生活に必要なスキルとしての金融教育を、積極的に実施している大学は少数派です。
お金と無縁で生きることは、現代社会で生活する人々にとっては不可能でしょう。よりよい人生を送るためには、お金とどう付き合うかを真剣に考えることは必要です。
金融商品についていえば、金融のプロではない顧客側も、購入した金融商品の質と比べて、支払った手数料が妥当なのかを見極める知識・スキルが求められます。
人生100年時代と言われますが、その100年を金銭的に困らないように生きるにはどうすればいいのでしょうか?金銭的な行き詰まりが、寿命自体を短縮させてしまうことをあり得ます。
本書は、金融商品の基礎知識にはもちろんのこと、人類が営んで来た金融活動の歴史などに触れ、金融の本質を理解できるものにし、金融リテラシーを高められるようにします。
資本主義経済体制の根幹をなすのは、健全な資本市場の存在であり、そのためには健全な市場参加者(投資家)の存在が不可欠です。
健全な市場参加者とは、資本市場の仕組みや役割を理解し、個別の投資対象についても投資の可否を自己責任の下に判断することができる人のことを意味します。言い換えれば、金融リテラシーの高い人です。
現時点で金融リテラシーの高い人は、一部にとどまっています。私の危機意識はここにあります。日本人の金融リテラシーを高めることが、日本経済の長期継続的な発展には必要だと強く感じています。
YouTubeチャンネル「坪井信行 世界の政治経済」(2024年7月現在、登録者数約1万5千人)を開設しており、幅広い視聴者に向けて「グローバル資本市場のプロが語る世界の政治経済」をコンセプトに、変化の激しい時代を生き抜くために役立つ知識と見解を取り上げて紹介しています。
資本市場のプロが語る世界の政治経済
本書では、金融リテラシーを高める方法論と、そのリテラシーをどのように生活に活かしていくのかということを説明していきます。
具体的な金融商品についても取り上げていきますが、その議論を通じて、金融システムに関する基本的な知識と判断力を培うことを目指します。
第1章から3章にかけては、世界の金融市場の歴史や背景を解説します。また、金融リテラシーを高めるために知っておきたい「感情」について考察します。
第4章では、金融におけるリスクの意味を解説します。個別リスクと市場リスクの違い、リスクとリターンの関係性の説明。リスクに対する姿勢の類型化などを行います。
第5章では、代表的な投資対象して、株式や債券、為替、デリバティブ(金融派生商品)について説明していきます。また、暗号資産について説明した上で、投資対象としての暗号資産について考察します。
第6章では、1997年の金融ビッグバンを契機として多様化した金融商品の潮流について説明し、金融トラブルの実態についても触れます。
第7章は、金融教育の現状を概観し、学生向け、社会人向け両方にとっての、金融教育のあるべき姿について考察します。本章は、主に娘が執筆しています。東北大学大学院教育学研究科修士課程で研究した内容をベースとしています。娘は、公認会計士試験合格者でもあります。
本プロジェクトで執筆した書籍は、電子書籍として Amazon Kindle にて販売する予定です。
また、Amazonにおいて、オンデマンド方式の簡易的な印刷物としての書籍も販売することを想定しています。
支援金は本書の校閲・校正、組版データ制作、印刷費、リターン実行費用等に利用させていただきます。
単なる「執筆・出版」ではなく、ここでプロジェクトを立ち上げることで、日本の金融教育に対する危機感をより多くの人に知ってもらいたいと思いました。
この書籍は、父と娘の共著になります。
娘は、昨年まで大学院で金融教育に関する研究をしておりました。
その経験から日本の金融教育には、多くの課題が残されていると実感しています。
私たち親子の危機意識に共感していただける方に支援をいただき、その方々の声を聴きながら執筆を進めることで、執筆に対するモチベーションを高めるとともに、書籍の内容もより魅力的にできると考えています。
ぜひ、ご支援をお願いします。