はじめに
はじめまして、フリューゲル(仮名)と申します。15歳の男です。
(あ、名前の由来は僕の好きな言葉だからです。ドイツ語で「翼」という意味で、これから広い世界に飛び立つ僕らの世代にぴったりだと思ってペンネームにしました)
今回の出版プロジェクトの目的... それは、
留学したい子ども本人だけでなく、子どもを低年齢で留学させたい親の立場の方、子どもを連れての教育移住やカナダ永住権を目指す方の参考になる留学本を書きたいと思います。
3カ国(日本・マレーシア・カナダ)の教育を経験してきた僕ならではの視点で執筆します。
中学生本人が語っている情報がどこにもない
低年齢での海外留学のリアルを知りたくても、現地で実際に教育を受けている現役日本人中学生自身が発信している本はないのではないでしょうか。
よくある留学エージェントが発行した留学指南書には、いいことばかり書いてあるし、キラキラした大成功例しか書かれていないですよね。あれってどうなんですかね(挑戦的ですみません)。
留学して後悔している人もいるはずなのに、そういう声はなかなか表には出てこないです。「生存者バイアス」ってやつですね。これでは留学のリアルが伝えられていないと思います。
そこで、これからの留学を考えている人が本当に知りたいことがわかる本を作っていきたいと思ってます。
自己紹介
オンラインゲーム好きの普通の男子中学生です。カナダ在住15歳です。
純日本人で日本語と英語のバイリンガル。英語のレベルはカナダ人からカナダ生まれと思われるくらい。
小学4年生の途中からマレーシアのインターナショナルスクールに通い、今はカナダの現地校に通っています。
小中学生の留学について当事者が詳しく書きます
この本を書くきっかけは、親の知り合いの出版関係の方が僕に「Publish」の話を提案してくれたことです。
と勧められて、これから留学を志す誰かの役に立てるのなら、と思い行動に移しました。
この本は、単に海外留学する方法を書くのではなく(そういう話ならどこにでもありますよね)、
- 僕が英語力ゼロからどのように「ネイティブと同レベル」にまで3年程度で追いついたか
- 日本にいるときにどんな準備をしたのか
- 英語が話せるようになるために「これが役に立った」と思うこと
- マレーシア留学とカナダ留学のリアル
- マレーシアとカナダの「私立校」と「公立校」の違い
- どうやって英語ネイティブの友達を作ったか
- 現地の学校生活について(授業選びのチート技や、いい成績をとる方法など)
など、当事者だからこそ語れることを詳しく書きます。
また、海外のいじめの実態や、困ったことなど、ネガティブなことも書いていきます。
この本を読めば、「小中学生の留学」についてのイメージを具体的に持つことができると思います。
構成は今のところ以下の①~⑤を考えていますが、さらに増える可能性もあります。また、ご質問の多いことを加えるなど今後変更していく可能性もあります。
僕は10歳のときに、マレーシアのインターナショナルスクールに入学したのですが、留学前の準備としてやっておくべき英語学習について書きます。
日本にいた頃は、別に留学することなんて全く考えていなかったので、インターナショナルスクールではなく普通に日本の幼稚園と小学校に行きました。そんな中で、留学準備として結果的に役立ったな、と思うことがけっこうあります。
英語力は、ないよりある方がいいです(留学で大事なのは英語力だけではないけど、それでもやっぱり)。
ムリなくムダなく、自分に合う方法で英語力を挙げて留学にのぞむにはどうしたらいいか、その具体的なコツを伝授します。
マレーシアに渡航して3ヵ月目くらいに書いていた英語の日記。文法がめちゃくちゃwww
僕は現在、英語はネイティブレベルで話せます。
でも、日本では普通の幼稚園と小学校に通っていたので、当たり前ですが最初は英語力ゼロでした(それどころか、英語嫌いでしたw)。ゼロからちょっとできるようになって、マレーシアのインターナショナルスクールに通ってペラペラになり、カナダに来たら英語圏生まれと勘違いされるくらいになった感じかな。そうなるまでの過程を細かく説明します。
机上でやる勉強以外でもやれることはたくさんあります。ていうか、むしろそっちの方が大事。それを紹介します。
僕は、とある理由でわりとあっさりと英語ができるようになりましたが、留学しても「いつまでたっても英語ができない日本人」もいます。
僕の視点からみた「英語ができるようにならない人の10の特徴」を解説します。
海外のインターナショナルスクールに行けば、自然と日本語と英語のバイリンガルになれる! と思っている人もいるかもしれません。特に低年齢のうちに海外に出せば楽勝だろう、と思っている親も多いみたいです。
でも、「こういう風に日々過ごしてたら英語しゃべれるようにならないよね」という事例を知って、教訓にしてもらえたらと思います。
親の皆さんにお伝えしたいのは、自分がもし英語が得意でないなら、英語環境に突然入れられたらビビるでしょ?ってことです。ネイティブの友達作ればいい、とか簡単じゃないよ?(運とキャラ次第でもある)
これについてはかなり辛辣に書くかもなので、そこは許してください。
僕が最初に行った国、マレーシアについて書きます。マレーシア留学をめざす日本人が増えていると聞きます。また、その留学する子の年齢が低年齢化しているとも聞きます。僕が行ったのは10歳のときだけど、最近は幼稚園とかで行く子も増えたんだってね。
10歳から留学した当事者の僕が感じたメリット、渡航して3ヵ月の時点で親と話したことなど、リアルな話で「よかったこと」について語っていきます。
「留学するなら早ければ早いほどいいの?」
「何歳がいちばんいいの?」
「逆に何歳を超えたら無謀なの?」
留学に最適な年齢の考え方について、僕の答えをズバリ書きます。
一方で、インターネットやSNS上では、マレーシア留学のいいところばかりが目につくと思います。けど、確実にデメリットもありますよ。
ここでは、マレーシア留学のデメリットやよくないと思う点も語っていきます。日本との比較、そしてカナダとの比較もしながら、3カ国を経験した僕ならではの視点を伝えていきます。
僕が2番目に行った国、現在住んでいるカナダについて書きます。
カナダ留学も昔から日本人(というか世界中の人)から人気ですが、最近は「永住権」を目指して親子や家族で来る人も増えて、それにともない、留学生である子どもが低年齢化傾向です。また、現在世界中で起こっている紛争や動乱からもカナダに避難民として移民してくる人も多いので、なかなかカオスです。
そんなカナダで学ぶメリットについて、マレーシアとの比較もしながら語っていきます。
一方で、カナダ留学というとわりと「いいなあ」「自分も行きたい(子どもを行かせたい)」といわれることが多いですが、もちろんデメリットもあります。カナダよりも日本やマレーシアの方がいい、と思う点だってあります。
ここでは、いい話だけじゃなくカナダ留学の悪い点についても赤裸々に語っていきます。
上記①~⑤だけを書いて終わり、
ではなく「本当に困っている人」を助けたい
本以外の特典について
助けたい、なんていうとちょっとおこがましいかもしれないけど……。
留学をしたい(子ども)・させたい(親)という人は多いと聞くし、実際に僕の親にもそういう相談はわりと多いみたいです。僕はもう海外生活を5年もしているからいろいろなことに慣れたけど、留学をする前にはみんな些細なことが不安だったり、小さなことこそ気になったりするものじゃないかな、と思います。
留学は自己責任だし、自分で(もしくは親が)やらなきゃならないこともすごく多いです。けれど、やることや考えることが多くいっぱいいっぱいなときに、ちょっとした経験を教えてくれたり、その当事者から「大丈夫だ」といわれたりするだけで力になれることってあると思います。
実際、僕の親も海外経験がある人ではなかったので準備の段階ではいろいろ大変そうでした。「経験者のだれかと話せるだけでもラクだったと思うのに、その相手がいなかった」と言っていました。
僕は、この本を、留学に興味のあるあなたが知りたいことが全部詰まった本にしたいと思っています。
そこで、自分ひとりで考えて書くより、Publishでプロジェクトを立ち上げて、これから留学したい人に支援者になってもらって意見交換することで、リアルなニーズにかなう本が実現できるのではないか、と考えました。
質問なんでも受け付けます!
このプロジェクトを支援してくれた支援者全員から質問を受け付けます。コミュニケーションのツールは Slack か Discord を予定しています。
小中学生の留学、英語学習に関する疑問、質問があれば、自由に書き込んでください。上記の①~⑤に関することはもちろん、その他のことでもかまいません。もちろん個人的な悩みや超具体的なことでもOK。公共性があることならその回答を本に反映させます。極個人的なことならDMで回答を返します。
自分の書きたいことと、みなさんが知りたいことを合わせて書くことでパワーアップさせて1冊の本を完成させたいです。
学校の先生&先輩の応援のご紹介
今回このプロジェクトを立ち上げるにあたって、学校の先生、先輩も応援してくれています。
※ Brightとは、賢い、どちらかというと、「頭の回転が速い」とか「好奇心が旺盛な」といったニュアンスの「賢い」らしいです。
カナダの中学・高校には「CAREER EDUCATION」という授業があって、職業体験やボランティア、課外活動が評価される仕組みがあります。
支援金の使い道
- 目標金額は組版や表紙作成等の委託費用に使います。
- 目標金額以上になれば、僕の今後の学費やプロジェクトワークの研究費として有意義に使わせていただき、再度みなさんに還元したいです。また、売上の一部を子どもの学習支援の慈善団体に寄付します。
- 需要があれば、第二弾のプロジェクトを立ち上げます。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これは僕にとっても初めての、大きなチャレンジです。あたたかいご支援をいただけたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。
※尚、本プロジェクト実施者は未成年のため、担当編集者及び法定代理人がプロジェクトオーナーを担当し、責任を持ってプロジェクトを遂行します。